南加福岡県人会は8月6日、トーランス市のトーランス・パークにてピクニックを開催しました。
カリフォルニアの抜けるような青空、絶好のピクニック日和となったこの日、昨年を上回る120名を超える来賓、会員、その家族が嬉々として集い夏の一日を楽しみました。
ピクニックは第一部として増田恩司会者が開会を宣言したあと、物故者への黙祷が行われました。 続いて南加県人会協議会のハワード・ジヨージ副会長をはじめ、参列した他の県人会の来賓の方々を紹介しました。
赤岩寛隆南加福岡県人会長が挨拶に立ち、「参列された来賓や寄付をしてくれた多くの会員のまごころ、役員の献身的な協力によってこのように素晴らしいピクニックが開催できたことを深く感謝申し上げます」。と謝辞をのべました。
今年は初の試みとして七夕飾りを会員の皆さんで作成し、リトルトーキョーで開催される2世ウイークに展示する事になりました。
来賓挨拶のあと、宮里勝吉奨学金部長から、2023年度の奨学金授与の発表があり、昨年の授与者である、大田アイデン君、広中セージ君が授与者の略歴、進学校を紹介してくれました。
今年度の授与者は
田中ケビン君
田中ジャスティン君
池田カイト君
成田・遠藤みゆきさんの4人です。
授与者には赤岩会長から奨学金が直接手渡しされました。
授与後、授与者一人ひとりがお礼と今後の抱負を語るスピーチをしました。
一部の最後は福岡県が独自に実施する師弟招聘プログラムに参加した川田蔵之助君が2週間弱のプログラムの内容と感想、今後の抱負を述べました。
ランチの後には、内山穂波さんの司会で第二部が賑やかにスタートし、まずは参加者が楽しみにしているラッフル。豪華な景品の発表の都度、歓声や落胆のため息がもれていました。
続いては長谷川百合子イベント委員の指揮の下、広い公園を使った運動会やアトラクションが賑やかに行われ、大人も子供も多数参加し、至るところで笑いと拍手が沸き起こっていました。
その後は福岡県の伝統芸能である小倉祇園太鼓の演奏が「太鼓クラブ」のメンバーの手によって勇壮に披露され、演奏の後には初めての試みとしてメンバーによる初心者指導も行われて大変好評でした。サンディエゴからは「松前会」(松前勝清家元)の皆さんも参加し、三味線と和太鼓、民謡が公園中にこだましました。
締めくくりは松前会の演奏に合わせて、日本舞踊・坂東秀十美師範のリードで炭坑節を輪になって踊り、ピクニックの最後を笑顔いっぱい賑やかに締めくくりました。
羅府新報に掲載の記事
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赤岩会長による開会のあいさつ
奨学金の授与式。池田カイトさん(左から2人目)、田中ジャスティンさん(同4人目)、田中ケビンさん(同5人目)
奨学金の受賞者のエッセイが会場の掲示板に貼られました
2023年度の福岡県主催の子弟招へいプログラムに参加した川田蔵之介君の報告
太鼓クラブによる小倉祇園太鼓の演奏
松前会による和太鼓、三味線、民謡のステージ
最後は松前会の演奏をバックに炭坑節を踊って締めくくりました
日刊サンの掲載の記事
参加者の集合写真。 笑顔いっぱいの本当に楽しい一日でした